■会場のコンセプトにあわせた照明器具の選び方

【その19】展示会場における照明設計 会場照度と展示物照度




 「なんて蒸し暑いんだ!
の一言から始めさせていただきます。
梅雨明けした地域もあるようですが、こちらは雨空が続いております。

私事ではございますが、大学生の頃美術を専攻していました。
その関係もあり美術館や博物館でアルバイト(企画・展示場管理など)
をしておりました。

 展示場内照明のすごさに何度驚かされたことでしょう。
展示物に当てる照明、会場内のコンセプトに合わせた照明 は一つの企画展を成功させるための大事な役割だと私は感じました。






      


  美術館・博物館などの展示スペースの照明は、展示内容によって照明手法が変わります。
美術館であれば観賞が、博物館であれば観察・調査研究が主体となります。

観賞を目的とする場合は、
展示物を好ましく表現することが望まれるのに対して、 観察・調査研究を目的とする場合には、 展示物の形、色、テクスチュアを正しく表現することに注意が必要となります。

 そのため美術館での環境照度は展示スペースの、
全体的な照度「造形物」「油彩画」等の展示スペースは150Lx
「水彩画」「日本画」等の展示スペースは50Lx

展示物に対しての照度は、「造形物」「油彩画」等が500Lx
「水彩画」「日本画」等が、200Lxなどの参考基準があります。


<展示物照度>

「造形物」「油彩画」等   500Lx



「水彩画」「日本画」等   200Lx




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照明器具にもいろいろあり、光のトリミングが出来るものもあります。

たとえばこちら



 


目的に合わせた快適な視環境を作るため、
照度(Lx)、視野内の輝度分布、不快グレア、反射グレア、影やモデリング光源の光色と演色性(Ra) などの検討が必要です。

また、美術館・博物館の照明は一般の照明と異なり、
展示物の保護、損傷防止が重要となります。

損傷は放射、光、温度、空気汚染などが原因で起こりますが、
貴重な展示物の損傷を防止するため熱・放射(紫外線) の影響を十分に考慮した照度の決定が必要です。


 対策として既存の照明に取り付けられるUVカットフィルター等もあります。
(※現在普及しておりますLEDランプは紫外線を軽減しております)









 この暑い時期、美術館や博物館などに足を運び暑さを忘れるのも
どうでしょうか?



 このコラムを最後までご覧になられたかたは会場内雰囲気、展示物を照らす照明も気にしながら御観覧していただくと幸いです。



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今回も最後までお読みいただき有難うございます。

引き続きお買い物をお楽しみください。


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